二次性高血圧とは、主に腎臓病や糖尿病などの病気を原因とする高血圧の事を指して言います。

高血圧と診断される方の90%は本態性高血圧を原因とし、残りの10%はこの二次性高血圧を原因としています。

二次性高血圧と判明したら、その原因となる疾病の治療が最も大切となりますが、どのような病気を原因としているのか病名を知っておく方が良いです。

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二次性高血圧を発症させる主な原因は、腎臓病や糖尿病の他にも様々な病気が原因となっています。

二次性高血圧原因

①糖尿病性腎症(糖尿病)②慢性糸球体腎炎(腎臓病)③腎化硬化症(腎臓病)④多発性嚢胞腎(腎臓病)⑤腎動脈狭窄症⑥原発性アルドステロン症(副腎疾患)⑦褐色細胞腫(副腎腺腫)⑧妊娠高血圧症候群⑨副甲状腺機能亢進症などが、二次性高血圧の原因だとされています。

他にも二次性高血圧の原因となる病気は多数ありますが、いずれにしても何の病気を原因として二次性高血圧が発症しているかを突きとめられるかがカギです。

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二次性高血圧は、原因となる疾患の治療を進めながら、必要に応じて降圧剤の投与や高血圧の食事療法と運動療法を同時に進めていきます。そして原因となる疾患が治療されれば、自然と二次性高血圧も改善されていきます。

二次性高血圧は原因となる病気がもし見つからないと、二次性高血圧もその原因となる病気も両方とも治療出来ないという事になります。病院に行かずに自己判断で高血圧を下げようとしている方は、一度医療機関で精密検査する事をお勧めいたします。

病気が原因で発病する二次性高血圧を治療するには、完全に自己判断では不可能です。大変なことになる前に二次性高血圧は手を打つ必要がありますので、早めに原因を解明して下さいね。


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