血圧の正しい測り方を知らないと、実際の数字と大きくズレてしまい血圧の判定を誤ってしまう事になります。是非この記事をお読みいただき、血圧の正しい測り方を覚えて頂きたいと思います。

今回はオムロン血圧計HEM-762を使った実際の写真をご覧いただきながら解説させて頂きます。

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血圧測定119/74の写真血圧計の正しい測り方

①上腕巻き帯タイプの血圧計を用意する。

上腕の巻き付けタイプを使用するのが、血圧の正しい測り方とされています。

手首式は10mmHgほど低く結果が出ると言われていますので、これからお買い求めなら精度が高い上腕式がお勧めです。

②測定時間はいつも決まった時間にそして同じ姿勢(座った状態)で行います。

起床時と就寝前の2回が血圧の正しい測り方です。姿勢を正して座って下さい。余計な事を考えずにリラックスする事が大切です。リラックスしていないと血圧が10mmHgほど高くなります。

③上腕に巻く帯の巻き方と高さに注意して下さい。

上記写真にあるように、帯をしっかりと巻き(きつ過ぎない)、緑線を動脈位置(上腕付け根の2cmほど上)に合わせ、心臓と同じ高さにします。「心臓と同じ高さにする」が血圧の正しい測り方では大切なポイントです。心臓より低い位置で測定すると、20mmHgほど高くなる場合があります。

血圧手帳の写真④測定前にはトイレを済ませ、1~2分してから測定を開始します。

落ち着いて測定する事が大切ですので、深呼吸してから測定に入ると良いでしょう。

⑤朝と就寝前それぞれ2回ずつ測定し、それぞれ2回目の血圧を血圧手帳に記入します。

最低でも起床時の測定を記入するのが、血圧の正しい測り方とされています。血圧手帳をきちんと付けてグラフの推移を見てみましょう。

⑥出来れば1週間の平均(上と下の平均値)も出して経過をチェックします。

1週間の血圧の平均を出すと、推移がハッキリと分りますので是非計算してみて下さい。

今回は血圧の正しい測り方を解説いたしました。

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